夜泣きで睡眠スコア50点台だった40代父がスマートウォッチを試した話

インスピレーション

夜泣きで睡眠スコアが50点台だった頃、夫婦で「どっちが大変か」を言い合っていました。スマートウォッチで睡眠データを可視化してから、会話が変わりました。40代・2児の父として、失敗談を含めた体験談を正直に書きます。

この記事のポイント:

  • 夜泣き対応中の睡眠崩壊体験
  • 重いスマートウォッチで失敗した話
  • 夫婦の会話が変わったきっかけ
  • 子育て家庭向けのスマートウォッチ選び

それでは早速見ていきましょう。

夜泣きで睡眠スコアが50点台だった頃の話

下の子が1歳になる前、わたしの睡眠は壊れていました。夜中に3回は起きる。朝起きても体が重い。それが3ヶ月続いたとき、正直ほっとする暇もないくらい疲弊していました。

「夜泣き対応で睡眠が削られるのは分かるけど、数字で見る意味ってあるんですか?」

「正直、あの頃は妻に『俺の方が大変』と言ってしまったこともあります。今思えば、お互い本当に大変だったのに、数字がなかったから分かり合えなかったんですよね。データがあると、感情的にならずに話し合えるようになりますよ。」

「寝た気がしない」が3ヶ月続いた

経営管理の仕事をしていると、日中はどうしても頭を使います。決算期は特に忙しく、帰宅後も資料を見直すことがありました。そこに夜泣き対応が加わると、睡眠時間は確保できても「質」が壊滅的になります。

7時間布団にいても、実際にちゃんと眠れているのは4時間程度だったのではないかと思います。ただ、当時は「なんとなく疲れている」という感覚しかなく、何がどれだけ悪いのか分かりませんでした。

夫婦で「どっちが大変か」を言い合っていた頃

正直に書きます。妻と「どっちが大変か」を言い合っていた時期がありました。

わたしは「仕事で疲れているのに夜中も起きている」と思っていました。妻は「日中ずっと子どもを見ているのに夜も起きている」と思っていました。お互いに「自分の方が大変」と感じていて、建設的な会話になりませんでした。

今思えば、どちらも本当に大変だったんです。でも、数字がないと、お互いの辛さを客観的に理解することができませんでした。

数字がないと、お互いの辛さが分からなかった

感情だけで話し合うと、どうしても「言い合い」になってしまいます。「昨日は3回起きた」「いや、わたしは4回起きた」という水掛け論です。

この状況を変えたのが、スマートウォッチの睡眠計測でした。


スマートウォッチを付けてみて、最初は失敗した

睡眠データを可視化しようと思ってスマートウォッチを買いましたが、最初は見事に失敗しました。

重いモデルを選んで、寝返りのたびに目が覚めた

最初に買ったのは、デザイン重視で選んだ50g以上のモデルでした。昼間は気にならなかったのですが、夜、寝返りを打つたびに手首が重くて目が覚める。夜泣きで何度も起きるのに、スマートウォッチのせいでも起きるという最悪の状況になりました。

「付けっぱなしがきつい」という失敗談を読んだとき、「まさにこれだ」と思いました。重いモデルは、睡眠計測には向いていないのです。

充電を忘れて、肝心な夜のデータが取れなかった

次に困ったのが、バッテリー持ちの問題です。最初のモデルはバッテリーが2〜3日しか持たず、充電のタイミングを逃すことが多発しました。

子育て中は、自分のことに気を回す余裕がありません。「あ、充電しなきゃ」と思っても、子どもがぐずり出したら対応優先。気づいたら夜になっていて、バッテリー切れ。そして、肝心な夜のデータが取れない。

これが何度も続いて、かなり悩みました。

「付けっぱなしがきつい」は本当だった

失敗から学んだのは、「付けっぱなしがきつい」のは重量とバッテリーの問題だということです。軽くて、充電頻度が少ないモデルを選べば、この問題は解決できます。


軽量モデルに変えてから、夫婦の会話が変わった

失敗を踏まえて、14gのHUAWEI Band 9に変えました。そこから、夫婦の会話が変わりました。

「深い睡眠1時間」という数字を見せた夜

ある夜、下の子の夜泣きがひどく、3回起きました。翌朝、スマートウォッチのデータを見ると「深い睡眠1時間、睡眠効率62%」という数字が出ていました。

これを妻に見せたら、「それは辛いね」と言ってくれました。感情ではなく、数字を見せたことで、素直に受け止めてもらえたのです。

妻から「今夜は交代しよう」と言われた瞬間

その夜、妻から「今夜は交代しよう」と言われました。正直ほっとしました。これまでは「どっちが起きるか」で言い合いになることもあったのに、数字があるだけで、こんなにスムーズに役割分担ができるとは思いませんでした。

感情論から、データに基づく役割分担へ

その後、妻にもXiaomi Smart Band 9をプレゼントしました。5,000円なので、気軽に試せます。

今では夫婦で睡眠スコアを共有し、「今週はお互い睡眠スコアが低いから、週末は実家に子どもを預けて休もう」といった建設的な会話ができるようになりました。


半年使って分かった、子育て家庭のスマートウォッチ選び

半年間、いろいろなモデルを試してきた結論を書きます。

項目推奨基準理由
重量14g以下夜中に起きても気にならない
バッテリー10日以上充電を忘れてもデータが取れる
価格5,000〜15,000円夫婦で揃えてもコストを抑えられる
睡眠計測4段階(深い/浅い/レム/覚醒)夜泣き覚醒も記録できる

軽さは正義。14g以下がベスト

子育て中は、夜中に何度も起きます。その状況で重いスマートウォッチを付けていると、ストレスになります。14g以下のバンド型がベストです。

バッテリー持ち10日以上なら充電を忘れない

子育て中は自分のことに気を回す余裕がありません。バッテリー持ちが長いモデルなら、週末にまとめて充電するだけで済みます。10日以上持つモデルを選びましょう。

精度よりも「続けられるか」が大事

睡眠計測の精度は、医療機器ほどではありません。でも、傾向を把握するには十分です。精度にこだわって高価で重いモデルを選ぶより、毎日続けられる軽くて長持ちするモデルを選ぶ方が大事です。

【睡眠計測スマートウォッチおすすめ7選|コスパ最強を厳選】では、コスパ重視でおすすめのスマートウォッチを7製品比較しています。子育て向け・在宅ワーク向けなど用途別のおすすめも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


睡眠データを可視化して、子育てが少しだけ楽になった

スマートウォッチで睡眠データを可視化してから、子育てが少しだけ楽になりました。

「見える化」が夫婦のチームワークを変えた

睡眠データを夫婦で共有することで、「どっちが大変か」という言い合いがなくなりました。数字があれば、お互いの状況を客観的に理解できます。これは子育てのチームワークを変える大きなきっかけになりました。

睡眠改善は、1日では変わらない

睡眠の質を上げるには時間がかかります。1日データを取っただけでは何も分かりません。1週間、1ヶ月と続けることで、ようやく傾向が見えてきます。焦らず、まずは記録を続けることが大切です。

まずは記録することから始めてほしい

「スマートウォッチで睡眠が改善するの?」と聞かれることがありますが、わたしの答えは「改善するきっかけが見つかる」です。データがあれば、何を変えればいいか分かります。まずは記録することから始めてみてください。

まとめ|子育て中こそ、睡眠をデータで守る

子育て中は睡眠が削られます。それは仕方のないことです。でも、削られた睡眠を「見える化」することで、夫婦で協力しやすくなります。


【この記事の重要ポイント】

  1. 夜泣き対応中は「なんとなく疲れている」が続く
  2. 数字がないと、夫婦で辛さを共有しにくい
  3. 重いモデルは睡眠計測に向かない(付けっぱなしがきつい)
  4. バッテリー持ち10日以上なら充電を忘れない
  5. 軽量モデル(14g以下)が子育て家庭に最適
  6. 睡眠データを共有すると、夫婦の会話が変わる
  7. 精度より「続けられるか」が大事
  8. まずは記録することから始める

わたしの場合、スマートウォッチで睡眠データを共有することで、夫婦の会話が変わりました。感情論から、データに基づく建設的な会話へ。これだけでも、子育ての負担感は軽くなりました。

子育て中の方には、まず軽量でバッテリー持ちの良いモデルを試してみてほしいです。5,000円から始められるので、ハードルは低いはず。

詳しい機種比較は【睡眠計測スマートウォッチおすすめ7選|コスパ最強を厳選】で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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