「冷凍庫、また入らない…」——そんなため息、つい最近までわたしも毎週のようについていました。
業務スーパーの大容量パック、ふるさと納税の返礼品、週末の作り置き。気づけば冷凍庫は常にパンパン。「冷凍Tetris」が日課になっていました。
この記事では、セカンド冷凍庫を「本当に必要か?」と半年悩んだ末に導入した、わたしの体験談をお話しします。
この記事のポイント ・業務スーパー+ふるさと納税で冷凍庫が足りなくなる「あるある」 ・半年悩んだ「電気代」「置き場所」問題のリアル ・導入後に感じた「もっと早く買えばよかった」の理由
それでは早速見ていきましょう。
この記事は、セカンド冷凍庫について情報収集中の方向けです。具体的な商品比較は【共働き4人家族に最適な小型冷凍庫7選|口コミ比較でおすすめ1台がわかる】でまとめています。
業務スーパーとふるさと納税を始めたら、冷凍庫が足りなくなった
共働きで4人家族を回すようになって、わたしは「節約」と「時短」を両立させる方法を探し始めました。
そこでたどり着いたのが、業務スーパーとふるさと納税です。
業務スーパーは、大容量の冷凍食品が驚くほど安い。ふるさと納税は、実質2,000円でお肉や海鮮がもらえる。どちらも「使わない手はない」と思いました。
でも、1つだけ想定外のことがありました。
冷凍庫が、あっという間にパンパンになったのです。
「お得」を追求したら、保管場所が消えた
業務スーパーで「これ安い!」と思って買った冷凍うどん、冷凍野菜、冷凍肉。
ふるさと納税で届いた牛肉2kg、豚肉3kg、鮭の切り身1kg。
そして、週末に作った作り置きおかず5〜6品。
気づいたら、冷凍庫の中は隙間ゼロ。新しいものを入れるには、何かを先に消費しなければならない状態でした。
経営管理の現場でも同じなのですが、「調達」と「保管」は必ずセットで考えないといけないんですよね。
お得に調達しても、保管場所がなければ意味がない。
冷凍Tetris状態の日々
わたしの家では、冷凍庫を開けるたびに「冷凍Tetris」が始まりました。
「この冷凍うどんを縦にすれば…」「このお肉を平らにして…」「作り置きのタッパーを斜めに入れれば…」
2人の子どもの父として感じるのは、こういう「小さなストレス」が積み重なると、家事のモチベーションが下がるということ。
「また入らない…」というため息が、日常になっていました。
「セカンド冷凍庫、本当に必要?」と半年悩んだ話
冷凍庫が足りないと感じ始めてから、「セカンド冷凍庫を買おうか」と考えるようになりました。
でも、すぐには決断できませんでした。
電気代が気になって踏み切れなかった
最初に気になったのは電気代です。
「冷凍庫を2台動かしたら、電気代がすごいことになるんじゃないか?」
調べてみると、小型冷凍庫の電気代は月300〜500円程度。年間でも5,000円前後。
「コーヒー2〜3杯分か…」
正直、思ったより安かったです。でも、「本当にその価値があるのか?」という疑問が残りました。
置き場所問題で妻と話し合った
次に気になったのは置き場所です。
わたしの家は決して広くありません。「どこに置くか」を考えると、なかなか踏み切れませんでした。
妻と話し合った結果、「キッチン横のパントリーに置けそう」という結論に。
でも、「本当に必要か」という根本的な疑問は、まだ解消されていませんでした。
「今は工夫で乗り切れるんじゃないか」「もう少し様子を見よう」——そうやって半年が過ぎました。
導入してわかった「もっと早く買えばよかった」の理由
結局、わたしはセカンド冷凍庫を導入しました。
きっかけは、ふるさと納税の返礼品が3つ同時に届いた日。「もう無理」と思いました。
導入してみて、正直な感想は「もっと早く買えばよかった」です。
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 買い物時の心理 | 「入るかな…」と常に不安 | 「とりあえず買っておこう」が可能に |
| ふるさと納税の受け入れ | 返礼品が届くと焦る | 余裕を持って受け入れられる |
| 作り置きの自由度 | 冷凍庫の空きを見て決める | 作りたいものを作れる |
| 冷凍庫を開けるときの気分 | ため息 | 安心感 |
| 週末のストレス | 「冷凍Tetris」で消耗 | 整理された状態で快適 |
買い物のストレスが消えた
一番大きかったのは、買い物のストレスが消えたこと。
業務スーパーで「これ安い!でも入らないかも…」と悩む時間がゼロになりました。
ふるさと納税の返礼品が届いても、「とりあえず入れておける場所がある」という安心感。
この「余裕」は、想像以上に大きかったです。
作り置きの選択肢が広がった
もう一つは、作り置きの選択肢が広がったこと。
以前は「冷凍庫に入るか」を考えながらメニューを決めていました。
今は「作りたいものを作って、全部冷凍庫に入れる」ができます。
週末の作り置きが「制限付き」から「自由」になった感覚です。
まとめ:「悩んでいる時間」のほうがもったいなかった
半年悩んだ末に導入したセカンド冷凍庫。
振り返ると、「悩んでいた半年間」のほうがもったいなかったと思います。
電気代は月数百円。置き場所さえ確保できれば、生活の質が確実に上がります。
「本当に必要か?」と迷っている方へ。
わたしの答えは「必要だと感じたなら、早めに導入したほうがいい」です。
具体的にどの冷凍庫を選んだか、7機種を比較した記事は【共働き4人家族に最適な小型冷凍庫7選|口コミ比較でおすすめ1台がわかる】で詳しくまとめています。
冷凍庫を活かす作り置き運用術は【小型冷凍庫で朝がラクに|共働き子育ての作り置き術を公開】で解説しています。

