「タイパ家電を5つ買って、2つは失敗しました」
最初にこう書くと、「え、紹介記事なのにネガティブ?」と思うかもしれません。
でも、これが正直な現実です。
私は40代デスクワーク、2児の父。1年前に「時間を買う」と意気込んでタイパ家電を5つ購入しました。結果、3つは大成功。月30時間以上の時短を実現できました。
でも残りの2つは——正直に言います——失敗でした。
この記事のポイント
- タイパ家電5つ購入して、成功3つ・失敗2つという実体験
- 成功例:ドラム式洗濯乾燥機、ロボット掃除機、食器洗い乾燥機
- 失敗例:高機能オーブンレンジ、空気清浄機能付きエアコン
- 失敗の共通原因は「使用頻度の低さ」「設置場所の未確認」「機能過多」
- 成功の共通点は「毎日使う」「設置場所確定済み」「シンプル」
- 失敗経験が次の購入判断基準を明確化
今日は、その失敗談を包み隠さずお話しします。他のブログが書かない「買って後悔した理由」も含めて。
これからタイパ家電を検討している同世代のパパに、同じ失敗をしてほしくない——その想いで書きました。
それでは早速見ていきましょう。
【成功例】買ってよかったタイパ家電3つ
まず、成功した3つから紹介します。
成功①:ドラム式洗濯乾燥機
導入効果:月15時間の時短
これは文句なしの大成功。毎晩30分の洗濯干しから完全に解放されました。
アイリスオーヤマのFLK852を選んだ理由は、8万円台という価格。パナソニックの上位機種(20万円台)と迷いましたが、「まず試してみる」という意味でエントリーモデルを選択しました。
結果、十分すぎる性能でした。乾燥後の仕上がりに不満はないし、操作も簡単。
「最初から高いのを買えばよかった」という後悔は、今のところありません。
成功②:ロボット掃除機
導入効果:月10時間の時短
ECOVACSのDEEBOT N10を選択。5万円台で水拭き機能付きという点が決め手でした。
導入後の変化として大きかったのは、**「床に物を置かなくなった」**こと。ロボット掃除機が動きやすいように、家族全員が自然と片付けるようになりました。
これは想定外の副次効果でした。
成功③:食器洗い乾燥機
導入効果:月6時間の時短
パナソニックのタンク式(NP-TSK1)を導入。工事不要で、届いたその日から使えました。
冬場の手荒れがなくなったのが地味に嬉しい。デスクワークでキーボードを打つ時間が長いので、手荒れは仕事にも影響していたんです。
【失敗例】買って後悔したタイパ家電2つ
ここからが本題です。
| 製品 | 価格 | 判定 | 月間使用頻度 | 時短効果 | 後悔度 |
|---|---|---|---|---|---|
| ドラム式洗濯乾燥機 | 8万円 | ✅成功 | 毎日 | 15時間/月 | なし |
| ロボット掃除機 | 5万円 | ✅成功 | 毎日 | 10時間/月 | なし |
| 食器洗い乾燥機 | 4万円 | ✅成功 | 毎日 | 6時間/月 | なし |
| 高機能オーブンレンジ | 4万円 | ❌失敗 | 月2〜3回 | ほぼなし | ★★★★☆ |
| 空気清浄機能付きエアコン | 18万円 | ❌失敗 | 常時(ただし効果薄) | ほぼなし | ★★★★★ |
失敗①:高機能オーブンレンジ
購入価格:約4万円 使用頻度:月に2〜3回 失敗の理由:機能が多すぎて使いこなせない
「スチーム機能」「自動メニュー100種類」「解凍お急ぎモード」——。
カタログスペックに惹かれて購入しましたが、結局「あたため」しか使っていません。
冷静に考えれば、私の料理スキルで自動メニュー100種類を使いこなせるわけがない。そして、普段の電子レンジ使用は「昨日の残りをあたためる」「冷凍ご飯を解凍する」くらい。
1万円の単機能レンジで十分だったのです。
学んだこと:「機能の多さ」と「自分に必要な機能」は違う
タイパ家電選びで重要なのは、自分の生活パターンを正直に分析すること。「いつか使うかも」で選ぶと失敗します。
失敗②:空気清浄機能付きエアコン
購入価格:約18万円(設置費込み) 失敗の理由:設置場所の問題で空気清浄機能がほぼ無意味
「空気清浄機を別で買うより、エアコン一体型の方がスマート」——そう思って購入しました。
ところが、設置したのはリビングの角。空気清浄機能の効果を最大化するには、部屋の中央に近い位置に設置する必要があると、後から知りました。
さらに言えば、空気清浄を本格的に行いたいなら、部屋の広さに応じた専用機の方が効果が高い。「一体型」は、どちらも中途半端になるリスクがあったのです。
結果として、空気清浄機は別途購入することになり、エアコンの追加投資分(約5万円)が無駄に。
学んだこと:「一体型」は便利なようで、実は妥協の産物かもしれない
失敗から導き出した3つの教訓
教訓①:まず「毎日使う家電」から投資する
洗濯乾燥機、ロボット掃除機は毎日稼働します。一方、オーブンレンジの特殊機能は月に数回。
「毎日×少しの時短」が、結果的に最大のROIを生みます。
教訓②:設置場所を「買う前に」実測する
エアコンの失敗は、完全に下調べ不足。カタログの性能だけでなく、「自分の家のどこに置くか」「その場所で機能を発揮できるか」を事前確認すべきでした。
教訓③:「シンプルな単機能」を過小評価しない
高機能=正義、ではありません。
私に必要だったのは「多機能オーブンレンジ」ではなく「あたためが速い単機能レンジ」でした。機能が少ない方が、迷わず使えてストレスがない。
| 項目 | 成功した家電 | 失敗した家電 |
|---|---|---|
| 具体例 | 洗濯乾燥機、ロボット掃除機、食洗機 | 高機能オーブンレンジ、空気清浄機能付きエアコン |
| 使用頻度 | 毎日 | 月に数回〜限定的 |
| 設置場所 | 購入前に確定 | 購入後に問題発覚 |
| 機能性 | シンプル・単機能寄り | 多機能・複合型 |
| 投資回収 | 3〜6ヶ月 | 回収困難 |
成功と失敗の分かれ目
振り返ってみると、成功した3つには共通点がありました。
- 毎日の作業を自動化している
- 設置場所を事前に決めてから購入した
- **「シンプルに使える」**ことを優先した
逆に失敗した2つは、
- 使用頻度が低い作業のための家電だった
- 設置場所を深く考えずに購入した
- 「せっかくだから多機能」で選んだ
この違いです。
成功した家電の詳細レビューについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎ 40代デスクワーク父のタイパ家電おすすめ7選:【40代デスクワーク父のタイパ家電おすすめ7選|2児の父が投資回収期間で徹底比較】
まとめ
5つ買って2つ失敗——数字だけ見ると打率6割。
でも、この失敗のおかげで**「次に何を買うべきか」が明確**になりました。
この記事のポイント
- タイパ家電5つ購入して、成功3つ・失敗2つという実体験
- 成功例:ドラム式洗濯乾燥機、ロボット掃除機、食器洗い乾燥機
- 失敗例:高機能オーブンレンジ、空気清浄機能付きエアコン
- 失敗の共通原因は「使用頻度の低さ」「設置場所の未確認」「機能過多」
- 成功の共通点は「毎日使う」「設置場所確定済み」「シンプル」
- 失敗経験が次の購入判断基準を明確化
今検討しているのはホットクック。「毎日の夕食準備」という使用頻度の高い作業を自動化できるからです。設置場所もキッチンカウンターに決定済み。機能はシンプルに「煮込み調理特化」で探しています。
失敗を経験したからこそ、次は冷静に選べる。
この記事が、同じ40代デスクワークパパの「最初の失敗」を防ぐ参考になれば幸いです。
▶︎ 成功した家電の詳細レビューはこちら:【40代デスクワーク父のタイパ家電おすすめ7選|2児の父が投資回収期間で徹底比較】

