加湿器の掃除がめんどくさい｜共働き4人家族が失敗から学んだこと

この記事は、加湿器の掃除や運用について情報収集中の方向けです。すでに購入を決めている方は【【失敗しない】4人家族向けリビング加湿器の選び方とおすすめ7選】へどうぞ。

「加湿器の掃除、正直めんどくさい」「買ったはいいけど、結局使わなくなった」——そんな経験、ありませんか？

わたしは経営管理の仕事を15年続けながら、2人の子どもを育てる共働きの父親です。加湿器で何度も失敗してきたからこそ、「ズボラ運用でも続く条件」を見つけることができました。

この記事のポイント

それでは早速見ていきましょう。

共働き4人家族のわたしが加湿器で失敗した話

わたしは経営管理の仕事を15年続けながら、2人の子どもを育てています。共働きで家事の時間は限られているのに、「加湿器の掃除」で何度も失敗してきました。同じような経験をしている方に、少しでも参考になればと思い、失敗談を正直に書いてみます。

買ったときはやる気満々だったのに、結局掃除が面倒で使わなくなりました。

ほんとに、それわかります。でも「掃除ができない自分」を責める必要はないんです。大事なのは「掃除しなくても続く機種」を選ぶこと。次の見出しで、なぜつまずくのかを整理してみますね。

最初に買ったのは、1万円以下の超音波式加湿器でした。デザインがおしゃれで、価格も手頃。「これでいいか」と軽い気持ちで購入しました。

ところが、説明書を読むと「週1回のタンク・フィルター掃除」が必要と書いてある。最初の2週間は頑張りましたが、仕事が忙しくなると掃除を忘れる日が増えました。気づけば「掃除するのが面倒だから、使わない」という状態に。本末転倒です。

もう1台買い替えたのは、気化式のハイブリッド加湿器。省エネで電気代が安いという触れ込みでした。

でも、フィルターの掃除をサボった結果、シーズン終盤にフィルターを見たら黒いカビが点々と。「これを部屋中に撒いていたのか……」と思うとゾッとしました。子どもの健康を考えると、掃除ができないなら使わないほうがマシなのでは、とさえ感じました。

失敗を繰り返してわかったのは、「掃除ができない自分が悪い」のではなく、「掃除が必要な加湿器を選んだ自分の判断ミス」だったということです。

共働き4人家族の毎日は、とにかく忙しい。朝は子どもの準備、夜は夕食と片付け、週末は洗濯やまとめ買い。そんな中で「加湿器のフィルター掃除」は、どうしても優先順位が下がります。

経営管理の仕事でも、「やるべきことが多すぎて、重要だけど緊急じゃないタスクが後回しになる」ことはよくあります。家庭でも同じ。だからこそ、「後回しにしても問題ない仕組み」を選ぶのが正解なのです。

家電のカタログには「週1回のお手入れで清潔に」と書いてあります。でも、それを365日続けられる人がどれだけいるでしょうか。わたしの経験上、「理想通りに運用できる」前提で家電を選ぶと、かなりの確率で失敗します。

失敗を重ねた末にたどり着いたのは、「ズボラでも続く条件」を先に決めてから機種を選ぶという考え方でした。