この記事は、4人家族でウォーターサーバーの電気代が気になっている方に向けて書いています。
「ウォーターサーバーは電気代が高そう」と思って、導入をためらっていませんか?わたしも同じでした。でも実際に使ってみると、電気代は電気ポットより安くなったのです。この記事では、4人家族で1年以上使った体験をもとに、リアルな電気代と生活の変化をお伝えします。
この記事のポイント
・4人家族でウォーターサーバーを導入した理由がわかる ・実際の電気代(月410円程度)とトータルコストがわかる ・子どもの水分補給習慣がどう変わったかがわかる ・導入前に知っておくべき注意点がわかる
それでは早速見ていきましょう。
この記事は、4人家族でウォーターサーバーの電気代が気になっている方に向けて、わたしの実体験をまとめています。すでに「どの機種を買うか」を決めたい方は、比較記事【電気ポットvsウォーターサーバー電気代比較|40代パパが選ぶおすすめ7選】へどうぞ。
4人家族でウォーターサーバーを導入した理由【電気代が気になっていたけど】
わが家は、わたしと妻、小学生と幼稚園児の4人家族です。ウォーターサーバーの導入を検討し始めたのは、在宅ワークが増えた頃でした。

うちも4人家族なんですけど、ウォーターサーバーって電気代が高くなりそうで…。実際どうでしたか?

わたしも導入前は同じ不安を持っていました。でも、瞬間湯沸かし型を選んだら、電気ポットより電気代が下がったんです。次のパートで、実際の金額を公開しているので、参考にしてみてください
電気ポット時代の不満と「変えたい」と思ったきっかけ
それまでは、電気ポットを使っていました。朝、お湯を沸かして、コーヒーを入れて、子どもたちの水筒にお茶を準備して…という流れです。
でも、夏になると「冷たい水がすぐに飲みたい」という場面が増えてきました。冷蔵庫で冷やした麦茶を子どもたちに出していましたが、作り置きが切れると「お茶ないよー」と言われる。その度にキッチンに行くのが、地味にストレスでした。
2人の子どもの父として感じるのは、「子どもの『ちょうだい』は突然やってくる」ということです。仕事中に「水ちょうだい」と言われて、集中が切れる経験を何度もしました。
導入前に一番気になっていたのは電気代
ウォーターサーバーに興味を持ったものの、最初に頭をよぎったのは「電気代が高くなるんじゃないか」という不安でした。
ネットで調べると、「ウォーターサーバーは電気代が高い」という記事がいくつも出てきます。月1,000円以上かかるという情報もあり、「電気ポットのままでいいかな」と何度も思いました。
経営管理の仕事をしていると、「見えないコスト」が積み上がる怖さを知っています。毎月500円の差でも、年間6,000円、5年で30,000円。家計への影響は小さくありません。
でも、よくよく調べてみると、「瞬間湯沸かし型なら電気代が安い」という情報にたどり着きました。そこから、真剣に検討を始めたのです。
実際に使ってわかった4人家族の電気代【月額○○円の内訳】
導入から1年以上が経ちました。実際の電気代と、トータルコストをまとめておきます。
電気代は月410円程度で、電気ポットより安かった
わが家で使っているのは、エブリィフレシャス tallという機種です。瞬間湯沸かし機能がついていて、使うときだけお湯を作る仕組みになっています。
実際に電気代を計測してみたところ、月410円程度でした。これは、以前使っていた電気ポット(月700〜800円)より安い数字です。
正直、最初は「本当かな」と半信半疑でした。でも、電気ポットは24時間保温し続けるのに対して、瞬間湯沸かし型は使うときだけ加熱する。仕組みを考えれば、電気代が下がるのは当然なんですよね。
経営管理の現場でも「固定費を下げるには、使わないときのコストをゼロにする」という発想がありますが、まさにそれと同じです。
水道代を含めたトータルコストの計算
わが家の月額コストを整理すると、以下のようになります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| サーバーレンタル代(定額) | 3,300円 |
| 電気代 | 約410円 |
| 水道代(増加分) | 約100〜200円 |
| 合計 | 約3,800〜3,900円 |
以前は、電気ポットの電気代(約750円)+ペットボトルの水(約2,000円)+麦茶パック(約500円)で、合計3,250円程度かかっていました。
ウォーターサーバーにして500〜600円ほど高くなりましたが、「冷たい水がすぐ出る」「子どもが自分で注げる」「ペットボトルのゴミが出ない」というメリットを考えると、十分にペイしていると感じています。
| 項目 | 導入前(電気ポット) | 導入後(ウォーターサーバー) |
|---|---|---|
| 電気代 | 約750円 | 約410円 |
| 飲料水代 | 約2,000円(ペットボトル) | 約100〜200円(水道代増加分) |
| 麦茶パック | 約500円 | 0円 |
| サーバー代 | 0円 | 3,300円 |
| 合計 | 約3,250円 | 約3,800〜3,900円 |
導入して変わったこと【子どもの水分補給習慣】
電気代やコストの話をしてきましたが、わが家で一番変わったのは「子どもの水分補給習慣」でした。
子どもが自分で水を注ぐようになった
導入前は、子どもたちが「お茶ちょうだい」と言うたびに、わたしか妻がキッチンに行って注いでいました。特に在宅ワーク中は、「ちょっと待ってね」と言いながら作業を中断することが多かったです。
ウォーターサーバーを導入してからは、小学生の上の子は自分でコップに水を注げるようになりました。冷水レバーを押すだけなので、幼稚園児の下の子も、踏み台を使えば自分でできます。
2人の子どもの父として、「自分でできることが増える」というのは、想像以上にうれしい変化でした。親としての手間が減るだけでなく、子どもの自立心にもつながっている気がします。
朝の準備時間が短縮された
もうひとつ変わったのは、朝の準備時間です。
以前は、電気ポットでお湯を沸かす→インスタントコーヒーを入れる→子どもの水筒にお茶を入れる→冷蔵庫の麦茶が足りなければ作る…という流れでした。これだけで10分以上かかることもありました。
今は、ウォーターサーバーからお湯を出してコーヒーを入れる、子どもの水筒に冷水を入れる、で終わりです。所要時間は3分程度。朝の7分は、想像以上に大きいです。
この7分で、子どもたちと一緒に朝ごはんを食べられるようになりました。以前は「パパは準備で忙しいから」と別々に食べることも多かったのですが、今は4人で食卓を囲む時間が増えています。
4人家族で使うときの注意点【正直に書きます】
良いことばかり書いてきましたが、正直に「ここは注意」という点も共有しておきます。
タンク補充は1日1〜2回必要
わが家の機種(エブリィフレシャス tall)は、タンク容量が約5.7Lです。4人家族で使うと、1日1〜2回の補充が必要になります。
補充といっても、水道水をタンクに注ぐだけなので30秒程度で終わります。ただ、「完全に手間ゼロ」ではない点は理解しておいた方がいいです。
宅配型のウォーターサーバーならボトル交換になりますが、12Lのボトルは重いです。わたしは腰を痛めた経験があるので、給水型(浄水型)を選びました。どちらが良いかは、家庭の状況によって変わると思います。
置き場所は事前に確認しておくべき
床置き型のウォーターサーバーは、高さ100cm以上、奥行き30cm以上のスペースが必要です。わが家では、キッチンのカウンター横に置いていますが、設置場所は事前に測っておくことをおすすめします。
「届いてから置き場所がない」というのは、意外とよくある失敗パターンだそうです。わたしも、妻と「ここに置けるかな?」と何度もメジャーで測りました。
まとめ【電気代を気にしていた過去の自分に伝えたいこと】
4人家族でウォーターサーバーを導入して1年以上。電気代を気にしていた過去の自分に伝えたいのは、「瞬間湯沸かし型なら、電気代は電気ポットより安くなることもある」ということです。
もちろん、機種によって電気代は変わりますし、使い方によっても差が出ます。でも、「ウォーターサーバー=電気代が高い」という思い込みで検討をやめてしまうのは、もったいないと思います。
わが家の場合、トータルコストは月3,800〜3,900円程度。以前とほぼ変わらない金額で、「冷たい水がすぐ出る」「子どもが自分で注げる」「朝の時間が増える」という価値を得られました。
どの機種を選ぶか迷っている方は、比較記事を参考にしてみてください。
電気代が安い機種を中心に、7つの機種を比較しています。価格帯別・用途別の選び方ガイドもあるので、「自分に合った1台」を見つけやすいと思います。
👉 具体的な機種比較はこちら【電気ポットvsウォーターサーバー電気代比較|40代パパが選ぶおすすめ7選】

