在宅ワークを始めてから、配線整理に3回失敗しました。100均グッズ、見た目重視のボックス、グッズの買いすぎ…。経営管理15年×2児の父として、「仕組みを先に決める」ことの大切さに気づくまでの体験談を正直に書きます。
この記事のポイント
- 配線整理でよくある3つの失敗パターン
- 片づけても維持できない本当の理由
- 経営管理の視点で学んだ「仕組み化」の考え方
- 1年経っても散らからなくなった方法
それでは早速見ていきましょう。
在宅ワークの配線整理、わたしは3回失敗しました
在宅ワークを始めてから、デスク周りの配線整理に何度も挑戦しては、何度も失敗してきました。経営管理の仕事で15年、オフィスでは「整理整頓」を部下に言い続けてきたのに、自宅デスクは1週間で配線がぐちゃぐちゃ。正直、かなり悩みました。この記事では、わたしが実際に経験した3つの失敗と、そこから学んだことを正直に書きます。
1回目:100均グッズで「とりあえず」やってみた結果
最初は「お金をかけずに試してみよう」と思い、100均でケーブルバンドとマジックテープを買いました。週末に1時間かけて、すべてのケーブルを束ねて満足。でも、翌週には新しい充電ケーブルを追加する必要があり、また全部ほどいてやり直し。その繰り返しで、1ヶ月後にはバンドが外れたまま放置されていました。「安く済ませたい」という気持ちはわかりますが、「続けられる仕組み」がないと、結局は同じことの繰り返しになります。
2回目:見た目重視で買ったボックスの末路
次に試したのは、SNSで見かけたおしゃれなケーブルボックス。妻にも「リビングに置くなら見た目がいいものにして」と言われていたので、デザイン重視で選びました。最初は満足していたのですが、半年後には問題が。フタの開閉が面倒で、ケーブルを追加するたびにストレスを感じるようになりました。気づいたらフタは開けっぱなし、中はホコリだらけ。見た目を重視しすぎて、実用性を見落としていました。
3回目:仕組みを決めずにグッズを増やした失敗
3回目は「今度こそ本気で」と思い、ケーブルトレー、結束バンド、ケーブルクリップ、マグネット式ホルダー…と、複数のグッズを一気に購入。でも、どのグッズをどこに使うか決めないまま買ってしまい、結局は「使いこなせないグッズ」が増えただけでした。経営管理の仕事でも同じですが、「道具を増やせば解決する」わけではありません。先に「仕組み」を決めてから、必要なグッズを選ぶ順番が大切だと気づきました。
失敗から見えた「配線が散らかる本当の原因」
3回の失敗を振り返って、配線が散らかる原因は「仕組みがないこと」だとわかりました。経営管理の仕事で培った視点と、子育て家庭ならではの気づきから、見えてきたことを整理します。
片づけても維持できない理由
片づけ自体は1時間もあればできます。問題は「維持できないこと」。維持できないのは、「日常的にケーブルを出し入れする場面」を想定していなかったからです。充電ケーブルを抜き差しするたびに、配線が乱れる。掃除のたびに、グッズを動かす必要がある。この「日常の使い方」を先に設計しておかないと、どんなグッズを買っても同じ結果になります。
子どもがいる環境で気づいた「安全」の視点
2人の子どもと暮らしていて、配線の問題は「見た目」だけではないと実感しました。足元のケーブルでつまずく、電源タップを触ってしまう、ホコリが溜まって火災リスクが上がる。子どもがケーブルを引っ張ってノートPCが落ちそうになったとき、「これは本気で対策しないとまずい」と思いました。配線整理は、「見た目をきれいにする」ためだけでなく、「家族の安全を守る」ための投資でもあります。
経営管理の仕事で学んだ「仕組み化」の考え方
経営管理の仕事では、「一度やって終わり」ではなく、「続けられる仕組み」を設計することが重要です。配線整理も同じで、「片づける」ではなく「片づけなくても散らからない仕組み」を先に作る。この考え方に切り替えてから、配線整理がうまくいくようになりました。
配線整理で大切なのは「グッズ選び」より「仕組み」
3回の失敗から学んだ一番の教訓は、「グッズを買う前に、仕組みを決める」ということです。
最初に決めるべき3つのルール
わたしが最初に決めるようにしているのは、以下の3つです。
- どのケーブルを、どの高さに、どうまとめるか(足元・デスク下・デスク上の分類)
- 子どもの手が届かない場所はどこか(安全優先)
- 掃除のときに動かしやすい設計か(メンテナンス優先)
この3つを先に決めてから、必要なグッズを選ぶようにしたら、「使いこなせないグッズ」が増えることがなくなりました。
仕組みを決めてから選び直した結果
仕組みを決めてから選び直したグッズは、1年経っても問題なく使えています。最初は「面倒だな」と思いましたが、一度仕組みを作ってしまえば、あとは維持するだけ。むしろ、毎回「片づけないと…」と思うストレスがなくなった分、気持ちが楽になりました。
具体的にどんなグッズを選んだか、選ぶときの基準については、こちらの記事で詳しくまとめています。 ▶︎ 【在宅ワーク向け配線整理グッズおすすめ7選|価格帯別に徹底比較】
今の配線整理環境と、これから試したいこと
3回の失敗を経て、今のデスク周りは1年経っても散らからなくなりました。
1年経っても散らからなくなった理由
理由はシンプルで、「仕組み」を先に決めたからです。ケーブルトレーをデスク下に固定し、子どもの手が届かない位置に電源タップを収納。掃除のときはトレーごと外せるようにしています。この仕組みを作ってから、「片づけないと…」というストレスがなくなりました。
次に試してみたいこと
今後は、デスク上の充電ケーブルをもっとスマートに整理したいと思っています。マグネット式のケーブルホルダーを試してみたり、ワイヤレス充電に切り替えたり。少しずつアップデートしていく予定です。
| 失敗パターン | やったこと | 結果 | 学んだこと |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 100均グッズで「とりあえず」 | 1ヶ月で放置 | 安さだけで選んでも続かない |
| 2回目 | 見た目重視のボックス | 半年でホコリだらけ | 実用性も同じくらい大切 |
| 3回目 | グッズを一気に複数購入 | 使いこなせず放置 | 仕組みを先に決めてから選ぶ |
まとめ|失敗しても大丈夫、仕組みを見直せばうまくいく
この記事では、わたしが配線整理で3回失敗した経験と、そこから学んだことを書きました。
【この記事のポイント】
- 100均グッズで「とりあえず」やっても、続かない
- 見た目重視で選ぶと、実用性で後悔する
- グッズを増やす前に、仕組みを決めることが大切
- 片づけても維持できないのは「日常の使い方」を想定していないから
- 子どもがいる環境では「安全」も重要な視点
- 経営管理の仕組み化の考え方が配線整理にも応用できる
- 最初に決めるべきは3つのルール(高さ・安全・メンテナンス)
- 仕組みを決めてから選び直せば、1年経っても散らからない
配線整理は、一度失敗しても大丈夫です。仕組みを見直せば、必ずうまくいきます。
具体的なグッズの選び方や、わたしが実際に使っているおすすめ商品については、こちらの記事で詳しくまとめています。 ▶︎ 【在宅ワーク向け配線整理グッズおすすめ7選|価格帯別に徹底比較】

